投稿規定
1.投稿原稿の種類は以下の2つとする。
(1)研究論文: | 独創性と新規性があり、言語研究や言語教育研究の進展に貢献し得る、実証的また |
は理論的研究 (12~16頁)。 | |
(2)研究ノート: | 言語研究や言語教育研究を活性化させる契機となり得る、知見や問題提起など。 |
または研究のための実践や調査の報告。(8~12頁)。 |
2.応募締切:毎年2月下旬
3.提出先:saitamagengoken@gmail.com
4.結果:査読・検討の上、投稿者には3月10日までに結果を連絡する。
5.発行:毎年3月31日
6.論文集や研究大会の予稿集など、本研究会のすべての投稿規定は、以下の通りである。
研究会誌『さいたま言語研究』 ISSN 2432‐857X
本研究会では、年に1回(3月)、オンラインジャーナル『さいたま言語研究』を発行し、ホームページで公開する。
第8号『さいたま言語研究』
分類 | 著者 | タイトル |
研究論文 | 尾藤眞裕・藤本珠笛 | 話し言葉「って」の使用に関する一考察―提題用法に着目して― |
研究論文 | 上出大河 | 植民地期台湾における二重否定形式の当為表現について―『全国小学児童綴方展覧会』(1936)採録「綴方」を対象として― |
実習報告 | 黒川美那子・庄佩珍・陳燕青 | 出会いの旅 友好の絆―福建師範大学・埼玉大学学生文化交流活動イベント― |
実習報告 | 飯田来未・安倍千晴・梶日和・高橋あすみ | 2023年度海外日本語教育実習報告―福建師範大学での教育実習に参加して― |
実習報告 | 藤本珠笛・尾藤眞裕 | 2023年度海外日本語教育実習報告―浙江工商大学での実習を通して― |
第7号『さいたま言語研究』
分類 | 著者 | タイトル |
研究論文 | 後藤 隆幸 | 「チャンス」と「機会」―なぜ「感染のチャンス」と言えないのか― |
研究論文 | 近藤 芙由 | 指示詞使用における指示対象の後置現象 ―実用的後置と修辞的後置を中心に― |
研究論文 | 杜赫・鮮于媚 | 中国人日本語学習者を対象とした撥音の知覚と生成分析―日本に在住している年少者中国人母語話者を対象に― |
研究論文 | 馬若君・鮮于媚 | 日本語学習者の言語学習ストラテジーと音声評価の分析―上級レベルの中国語母語話者を対象に― |
研究論文 | 金厚仁 | 韓国の若者言葉に見られる日本語表現に関する一考察 ―世代別アンケート調査結果に基づいて― |
研究論文 | 藤本珠笛 | 複数形接尾辞「ら」「ども」の使い分けに関する一考察 ―BCCWJ データを用いて― |
研究論文 | 牛雨薇 | 慣用表現の使用頻度に関する一考察―日中母語話者の認識の比較を通じて― |
研究論文 | 磯田静菜 | 学部留学生に対する授業課題添削支援システムの構築に関する提案―個別事例を手掛かりに― |
研究論文 | 馮一峰・ 藤田航輝 | 構文的重複語の中国語訳について |
研究論文 | 湯浅千映子 | 学部留学生と日本語母語話者の大学生の新聞社説の要約文の比較―40 字要約文から見た主題文の把握― |
実習報告 | 李兮然・ 後藤隆幸 | 2022 年度日本語教育実習報告―千駄ヶ谷日本語学校での気づきと成長― |
講演録 | 森篤嗣 | 言語系研究テーマの選び方と突き詰め方 |
講演録 | 李長波 | 非母語話者が日本語を書くとき―「パラグラフ思考」と「文章の建築性」を中心に― |
講演録 | 陳力衛 | 客観性を求める表現について―日本語で論文を書く時の困惑― |
第6号『さいたま言語研究』
分類 | 著者 | タイトル |
研究論文 | 津吉 裕子 | 格助詞「で」の多義性と現代における意味機能について―「コーヒー構文」における格助詞「で」の意味機能についての考察― |
研究論文 | 尾藤 眞裕 | 一人称・二人称における接尾辞「がる」の使用実態について―文末用法に着目して― |
研究論文 | 藤本 珠笛 | 人称代名詞における複数を表す接尾辞「ら」「たち」の使い分けについて―BCCWJによる調査から― |
研究論文 | 鈴木 一存 | WordNetを応用した多義体系の日英比較分析の試み―メトニミ―を例として― |
第5号『さいたま言語研究』
分類 | 著者 | タイトル |
研究論文 | 井上 直美 | 「Vてたまるか」の意味・機能について ―「Vるものか」との比較から― |
研究論文 | 劉 揚 | 読解における未知外来語の意味推測に関する一考察 ―中国国内の日本語学習者を対象として― |
研究論文 | 陳 莎莎 | 中国人日本語学習者による様態「そうだ」の否定形式の産出について―「~しそうにない」系列と「~しなさそうだ」系列を中心に― |
研究論文 | 松本 匡史 | ダロウカとノダロウカの使い分けについて ―日本語母語話者作文の使用実態から― |
研究論文 | 劉 璐瑶 | 中国人日本語学習者の会話における「ワタシは」の過剰使用について |
第4号『さいたま言語研究』
分類 | 著者 | タイトル |
研究論文 | 松本 匡史 | コスタリカ人日本語学習者の言語学習ビリーフの特徴 |
研究論文 | 李 兮然 | 過去推量形「~タロウ」と「~タダロウ」の使用実態―BCCWJ の文学作品を資料として― |
研究論文 | 大上 紗弥 | 句に下接する「くさい」について―アンケート調査に基づいた「ぽい」との比較を通して― |
研究論文 | 清水 恵理 | 現代短歌における二重表記の役割 ―日本語学的見地から― |
研究論文 | 松本匡史・ 川亦 和也 | 2019年度海外日本語教育実習報告 ―浙江工商大学での気づきと成長― |
第3号『さいたま言語研究』
分類 | 著者 | タイトル |
研究論文 | 國谷 光 | ガノ交替の成立条件 ―「補文標識Cのタイプ」という観点から―(PDF) |
研究論文 | 松本 匡史 | コスタリカ日本語教育におけるNTとNNTの同異点 ―言語学習ビリーフ調査を通して―(PDF) |
研究論文 | 井上 直美 | 「テミセル」表現に関する一考察 ―書き言葉における文末「てみせる。」の使用実態―(PDF) |
実習報告 | 松本 匡史ほか | 2018年度海外日本語教育実習報告 ―北京師範大学での気づきと学び―(PDF) |
第2号『さいたま言語研究』
分類 | 著者 | タイトル |
研究論文 | 戸森 優季 | 日中における親しさの表し方に関する考察 ―ほめの返答に着目して―(PDF) |
研究論文 | 田代 由貴 | 「観光日本語」とは何か ―海外の日本語教育機関の調査と国内の現状をもとに―(PDF) |
研究論文 | 梁 笑彤 | 無意志自動詞の可能表現に関する研究 ―中国人日本語学習者の使用状況を中心に―(PDF) |
研究論文 | 河 正一・ 徐 明煥 | 断り表現に関する日韓対照研究の動向(PDF) |
解説論文 | 國谷 光 | カートグラフィー概観(PDF) |
第1号『さいたま言語研究』
分類 | 著者 | タイトル |
研究論文 | 小出 慶一 | 「もう」はどのようにフィラーになったか ―フィラー化の経路とフィラーの機能―(PDF) |
研究論文 | 金 善花 | 次元形容詞「深い」にかかわる経験的基盤について(PDF) |
研究論文 | 李 潔 | 複合動詞「~こむ」について ―日中対訳の観点から―(PDF) |
研究論文 | 金 聖実 | 日本語と韓国語のフィラーの対照研究 ―「まあ」と「뭐」を中心に―(PDF) |
研究論文 | 張 瑞深 | テイル用法の一研究 ―中国人日本語学習者の習得状況を巡って―(PDF) |
研究論文 | 陳 湘奉 | 「ていく・てくる」と“去・来”の日中対照研究(PDF) |